写真文化の普及と発展を図るために社団法人日本写真協会が写真業界に呼びかけて推進している写真イベント「東京写真月間」。
催事は6月1日の「写真の日」を中心とした5～6月にかけて、東京都内の写真ギャラリー、フォトサロンで催される写真展やイベントなどで、プロ、アマチュアの枠を超えたもの。
一般参加型の写真コンテスト「写真の日・記念写真展」や、1000人の写真展「私のこの一枚」が開催されます。また同時に協賛企業のギャラリーでは「日本写真協会賞受賞作品展」や「国内の作家による国内展」、「海外の写真を紹介する国際展」を企画するほか多彩な催しが行われています。さらに、写真に関するシンポジウムやフロアーレクチャーなどを行って写真家と交流のできる場も提供するなど、写真界を代表する大規模写真イベントです。

写真の町東川町では毎年、「写真界の潮流」を広く伝えるべく巡回展会場のひとつとして写真展を開催しています。
「東京写真月間2022」国内企画展では、SDGｓ(エスディジーズ・2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標)を意識した生き方を、様々な分野や場所で求められている意識を踏まえ、地域で様々な取り組みを表現する「地域との共生」と題する写真展を開催。８名の多様な作品で展開される国内企画展をお楽しみください。

【開催概要】
＜巡回展＞東京写真月間2022 国内企画展
「地域との共生－写真の力で未来に希望を「わたしたちも考えようSDGs！」－」
会　期：11月7日（月）～11月23日（水・祝）
時　間：10:00～17:00
入館料：100円
主　催：「東京写真月間2022」実行委員会－日本写真協会・東京都写真美術館
後　援：外務省・環境省・中華人民共和国大使館

【展示作家】
太田 昭生「豊島30年“産廃からアートへ”」
浅野 久男「“Kai”を探して。A Journey to Find “Kai” in Hokkaido」
風間 健介「夕張」（所蔵：幸村 千佳良）
横田 國平「心の故郷  中越後」
櫻井 靖彦「王滝・三岳 三十六景ー愛知用水ふるさと紀行」
内倉 真一郎「CollectionーMiyazakiー」
松本 佳子「『ハレ』と『ケ』の日のはざま 八戸えんぶり」八戸地方に春を呼ぶ豊年祈願
長島 敏春「逗子  共生と時間」
ほか、「写真の日」記念写真展・2022より上位22作品、協賛社賞入選作品７作品を展示。


©︎Uchikura Shinichiro

＜同時開催＞
74回三軌展 2022年写真部巡回展 北海道展

個人を尊重し新鮮で自由な表現を大切にして、新しい表現で創作活動を続けている、絵画、彫刻、工芸並びに写真の４部からなる公募美術団体「三軌会」の写真部による巡回展です。