ハービー・山口写真展「LIFE For Our Happiness」（第１ー４展示室）

本展では、ハービー・山口の初期作品で1970年代の日本を捉えた「二十歳の憧憬」から様々なミュージシャンと出会い、その後の人生に影響を与えた「ロンドン」、東京都渋谷区に位置し、1996年11月再開発のため解体された同潤会代官山アパートを再開発される直前の1990年代に通いつめ、そのきらめきを写した代表作である「代官山17番地」、ハービー・山口が長年ライフワークとして出会った人々を通し、市井の人々の変わらない思いと、日常を切り取ることで明日への希望に目を向ける「HOPE」、最新作である「TOKYO color_x」、展覧開催中に東川町にて撮り下ろす作品等を展示し、ハービー・山口の半生を紐解きます。北海道での展覧としては、最大規模での開催となります。

【開催概要】
　会　期：2024年4月27日（土）～5月26日（日）
　時　間：10:00～17:00  会期中無休
　入館料：500円（中学生以下無料）
　会　場：東川町文化ギャラリー

【トークイベント】
　会期中、ハービー・山口氏によるトークイベントを開催します。
　日　時：2024年5月5日（日）　14:00～15:30
　事前申込不要。入館料のみでお楽しみいただけます。

【作家紹介】
　ハービー・山口　
　写真家　1950年東京都出身。
　23歳で大学卒業と共にロンドンに渡り10年間を現地で過ごす。劇団の舞台役者となり100回の出演経験を重ねるも、挫折からのパンクロックのムーブメントに出会い、生きたロンドンの姿を活写し代表作となった。帰国後もアーティストをはじめ市井の人々にカメラを向けストリートスナップポートレイトというスタイルで作品を撮り続けている。その清楚な作風を好むファンは多く、幅広い世代から多くの支持を得ている。