SYAKOUSOLO2020
特別賞
八代白百合学園高等学校
古閑 晴菜さん(2年生)
タイトル 夏の終わり
  • 作品メッセージ
    もうすぐ夏が終わる。夏が終われば向日葵が枯れ、せみの鳴き声もやがてやむ。そして、楽しかった夏の思い出が鮮明によみがえり、愛おしく思えてくる。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、夏の季節を感じれられなかった。今までは家族や友人、恋人と過ごしたり、親戚と顔を会わせることができず夏の思い出を作ることはできなかった。だから自分の中で夏を少しでも感じられるような作品を作ろうと思った。この作品を見て、少しでも夏を感じて頂けたら嬉しい。
  • 講評
    自由に外出も出来ず、親戚や友人、恋人とも会えないいつもとは違う異常な夏休みを過ごした作者が、限られた環境の中で、どうにか夏を感じようとする健気な気持ちが感じられます。どうにも出来ない状況でも、勝手に時間は進み、生きていかなければならない。その焦燥感やフラストレーションを表すだけでなく、ポジティブなメッセージが含まれているのが心地よい。ひまわりの写真は撮影した時間帯はベストだと思いますが、他の写真と同じように平面的な構図で捉え統一感を持たせたら、上位にランクインしたでしょう。(鶴巻)
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