SYAKOUSOLO2020
特別賞
島根県立大田高等学校
門田 真亜子さん(1年生)
タイトル バナナ父(パパ)
  • 作品メッセージ
    突然我が家に現れた1本の黄色の物体。それは、「バナナ」にしか見えないが、なぜか少しづつ私の父に近づき、最後にはその思考さえも奪っていってしまったように思える。そんなバナナ父は今でも家にいます。という妄想を作品にしました。
  • 講評
    突然現れた一本の黄色い物体に思考を奪われたバナナ父…という独特過ぎる意味不明な設定。だからと言って、衝撃的な事件が起こるわけでもなく淡々と物語を綴っていて、お父さんの表情に照れが見られないことも相まって、リアルな出来事のように感じてきてしまうというトリック。一見馬鹿馬鹿しい写真に見えたり、単に娘の妄想に付き合わされているお父さんのように見えますが、その域を超えてじわじわと面白さがこみ上げてくるのと同時に、親子の愛さえ感じてきました。(鶴巻)
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