・東川町では、毎年1m位の積雪があります。通路を歩けるようにする除雪作業は、時期によって違いますが、2日に1度の割合くらいであり、その日によっては、数センチしか降らないときもあれば、何十センチも降ることがあります。東川町は比較的寒いため、雪が軽い日が多いです。
・雪掻きする道具は、町内のホームセンターにも売っています。2千円程度です。
・町では雪が溜まってくると、道路の幅を確保する排雪作業を行います。
・北海道は雪が降るため、4WD車が多く走っています。車のタイプは、極端に車高の低い車以外は走行可能です。
・昔と違いスタッドレスタイヤの性能が上がり、安全運転に心がければ、走行中滑って運転できないということはありません。ただし、タイヤも年々摩耗し硬化しますので、数年に一度の買い替えが必要です。詳しくはカーショップでご相談ください。
・住宅の大きさ、新築・中古、設定温度によっても違いますが、10月中旬くらいから暖房を入れ始める方が多いようです。そのころは月数千円程度です。2月が一番寒い時期ですが、この頃になると3万円以上かかるお宅もあります。
・暖房には、石油・ガス・電気と様々ですが、最近は電気代の高騰により、家計のリスク分散を図るため、電気暖房を利用される方は減少傾向にあります。
・北海道は車社会です。よく都会の人より歩かないと言われるほどです。逆に言えば、車から建物までドア トゥ ドアですので、冬は外を歩く機会も少なくなります。しかし、屋外を歩く機会もあります。寒い日ですとマイナス20度まで冷え込むこともありますので、ダウンのコート、手袋、帽子、暖かい靴下、防寒用ブーツがあれば外出されても大丈夫です。ただし、室内に入るとかなり暖かいですので、寒暖差に注意してください。
・靴は、北海道の場合、スタッドレスタイヤのような、滑りづらい靴底になっています。夏靴では滑りますので、北海道の人は冬靴を履く方が多いです。
・東川町は人口33万人程度の旭川市の隣にあるため、移住者の多くは、旭川市内へ仕事に出かけます。仕事は日々更新されるため、町では斡旋しませんが、皆さんにハローワークや仕事探しの冊子をご覧いただいております。
しかし、実際には町外からも町内の事業所へ仕事に来られる方が多く、平成27年の国勢調査では、夜間人口8,111人に対して昼間人口8,201人と昼間人口の方が100人程上回っております。
・収入は、一般的な資料を見ますと北海道の平均年収は東京に比べ190万円も低いのが現状です。しかし、家賃であったり生活費が都市に比べ低くなっています。都会には、生活に必要なものは何でも揃っていますが、東川町には自然環境・景色が備わっており、人間が古来より関わってきた生活環境があります。しかも車で30分も走れば旭川市があるので、生活で困ることはほとんどありません。
・近年はどこの地域で発生するかわからない自然災害ですので、東川町でも十分起こり得ます。町ではハザードマップを作成して町内に配布したり、災害状況や避難所施設情報をお知らせするアプリを開発中です。町民の方が安心して生活できる環境を順次整えていく予定です。
・光回線ですが、道道沿いはNTT回線が開通しており、光回線サービスを利用することが出来ます。
また、旭川ケーブルテレビポテトのサービスはNTT回線が通じている、農家地区を除き利用可能です。従いまして、町内で光回線を利用できない地域は今のところございません。
・ガスを利用する場合、町内には都市ガスが整備されていないため、個別にプロパンガスを契約していただいております。
・電気は町内全域利用可能です。
・東川町は人口8,000人程度の小さな町です。移住相談の際にもお話ししておりますが、町内会への加入をお勧めしております。顔の見える町づくりを目指しておりますので、ご理解ください。
・町内会では、資源ごみの収集にも立ち会っていただき、適切な分別収集にご協力いただいているだけでなく、町広報等の配布にもご協力いただいております。
・町内会によって会費も徴収されております。1月数百円です。それぞれの町内会によって会費は違います。
・町内にはスーパー2店、ドラッグストア2店、コンビニ3店、ホームセンター1店のほか、様々なお店が出店されていますのでほぼ生活に不便はありません。
・もっと品ぞろえが豊富なお店で買い物をしたい場合は、町内に道道が整備されており、その道を西にまっすぐ進むと旭川市に到着します。旭川市の入り口まで車で20分以内で、大きなスーパーやショッピングセンターがあります。食品・衣類・雑貨など、何でも調達が可能です。
・町内には、診療所1か所(内科、外科、小児科、リハビリテーション科)、歯医者3か所あり、ほぼ生活に支障はありません。
・ここ旭川市を中心とした上川中部圏域は、厚生労働省が調査した「平成28年医師・歯科医師・薬剤師調査」で人口10万人に対する医師数が、札幌市よりも多く、北海道一位です。旭川医大まで20分、旭川厚生病院まで15分、日赤病院まで35分等、大きな総合病院まで車やバスで行くことが出来るため、突発的な病気にも数十分圏内にいくつかの総合病院が点在しており安心です。
・北海道は車社会ですので、各家庭に車1台は必ずあります。2台ある家庭も珍しくありません。
・車が無い方が町外に出かける場合は、旭川電気軌道のバスを利用します。朝や夕方を除き1時間に1本程度です。
・高校生はほとんど旭川市内へ進学し、朝7時台のバスで旭川に向かいます。旭川駅まで35分程度です。