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ICTを活用した教育の推進

2025.3.26

東川町では、情報化社会に適応できる児童生徒の育成を目的に、「東川町情報教育全体計画」を策定しました。
この計画は、小中学校の9年間を通じて、子どもたちが必要な情報活用能力を段階的に習得できるよう体系的に構成されています。
具体的には、基礎的なコンピュータリテラシーの習得から始まり、高学年ではプログラミング教育やデジタルメディアの安全な利用方法など、児童生徒の発達段階に応じたカリキュラムを提供しています。
この取り組みにより、ICTを活用して問題解決を行う力や、多様な情報を正しく評価し活用する能力を身につけることを目指しています。

1 教育クラウドサービスの利用
 
ICTを効果的に教育に取り入れるためにさまざまな教育クラウドサービスを活用しています。
これにより、児童生徒は学校内外を問わず学習を継続できる環境が整備されています。
アカウントの作成には常にプライバシーとセキュリティを最優先し、保護者の同意(各種クラウド・アプリ・生成AI込)を得た上で行われます。
これにより、保護者の方々も安心して子どもたちを学ばせることができるよう配慮されており、サービスの選定も教育の現状を踏まえて随時更新され、最先端の学習環境を提供します。

2 生成AIの教育活用とガイドラインの整備

急速に進化する人工知能技術を教育に取り入れるため、生成AIの活用を教職員の校務や授業において一部開始しています。
全国の先行事例を詳しく調査し、生成AIツールを用いて教師が授業を進めることで、児童生徒が自発的に問題を探求し、クリエイティブな思考を育む機会を提供していきます。
現状では、文部科学省のガイドラインに基づいてこの取組を進めていますが、今後はこれを踏まえ、東川町独自のガイドラインを策定する予定です。
この新ガイドラインによって、AI技術を含めたICTの活用方法に関する明確な方針と具体的な手順を整備し、情報の安全性やプライバシーの保護、AIの倫理的な利用についても配慮します。
こうした取組を通じて、児童生徒が安心して学び、より豊かな学びの機会を得られる環境を整えてまいります。
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/mext_02412.html

3 サービスの決定

ICTを活用した教育の推進においては、具体的なサービス選定が重要です。
東川町では、GIGAスクール推進会議を通じて教育現場のニーズを反映した最適なサービスを選定します。
この会議には、教育関係者や専門家が参加し、最適なICTツールやサービスを慎重に検討することで、学校ごとの特性や教育目標に合ったICT環境を構築します。

4 情報の更新

最新のICT環境を提供するために、教育クラウドサービスに関する情報はこのホームページで更新されています。
保護者や教育関係者が最新の情報を簡単に取得できるよう、情報はわかりやすく整理し、教育の進化に応じた柔軟な対応を心掛けています。
現在、本町で利用している教育クラウドサービスは以下の通りです。
なお、利用するサービスに変更が生じた場合は、このページで随時最新情報を提供し、関係者の皆様に正確な情報をお届けします。


東川町教育委員会 学校教育課
TEL 0166-82-2111(内線582)

 

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