町の紹介

  

水の豊かな町

 

上水道の無い町

 

北海道のほぼ中央に位置し、大雪山国立公園の麓にある人口約8,000人の小さな町。そんな東川町は、全国的にも珍しい、北海道でも唯一の、上水道の無い町です。
その秘密は、大雪山の大自然が蓄えた雪解け水が、長い年月をかけて地中深くにしみ込み、ゆっくりと東川町へ大切に運ばれてくるから。大自然の恵みを、東川町の住民がおすそ分けしてもらっているのです。

東川町で暮らす人たちは、生活水として利用しており、天然の美味しい水で育ったお米や野菜は格別です。豆腐や味噌、お酒など、東川町の地下水を惜しみなく使い、本物の味を追求した加工品が生まれているほかにも、水の恩恵をふんだんに受けられる飲食店も町内に増えています。




 

地下水について

東川町は、上水道施設の無い町で生活用水を全て地下水で賄っています。 しかし、東川町内であればどこでも良質な水が確保できるわけではありません。 町内に住宅を建設される方々には、自己責任において生活用水の確保をお願いしております。 近年、農村地域で住宅を新築するも、良質な水を確保できない事例が出ております。 東川に住宅建設を計画する場合は、東川町役場都市建設課または税務住民課に必ずご相談ください。 また、土地を取得される場合には、生活用水を確保できることを確認のうえで取得契約されることをお勧めします。 東川町の地下水についての詳細は、東川町の地下水 2021年度版をご確認ください。 東川の地下水 2021年度版(PDF) 

 

 

 

   
   

「大雪山連峰」の最高峰「旭岳」の雪融け水 

 
  
 
 

『大雪旭岳源水』は、大雪山の自然が創りあげた銘水として知られ、良質で美味しい地下水に恵まれた東川町の中でも最上級の水です。ミネラルが豊富にバランスよく含まれ、水温も約6~7度と通年を通して一定で、日々こんこんと湧き出ています。(湧出量1分間に約4,600L) 取水は、豪快に湧き出る源泉(木道の約300m先)と源泉から引水している源水岩(駐車場)でくみ取ることができます。いずれも大雪山旭岳の雪解け水が、大自然の天然フィルターを長い年月をかけて浸透し創られた、神秘の水が初めて湧き出る場所です。


 

 

 

 

 

 
成分表
項   目 数   量
硬度 130
カルシウム 29.8mg/l
マグネシウム 12.8mg/l
ナトリウム 19.0mg/l
カリウム 4.6mg/l
サルフェート
(硫酸イオン)
87.9mg/l
ph 7.6
(弱アルカリ性)
水温 6~7度
湧出量 4,600l/min

 

【注意】 ※源泉地は異物雑菌などの混入が無いよう万全の整備をしております。定期的に水質検査は受けておりますが、飲用に使用する場合は個人の責任において行って下さい。 ※採水日 2021.5.17

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